ETIC.主催のCreative
Action for the Earth(cafe)というイベントに参加 してきた。最前線で事業を起こしている人が、自分たちの想いを語る素敵な会だ。
もともとはある青年が交通事故により志半ばでこの世を去ったことをきっかけとし、彼を偲ぶ会として始まったそうで、普通の交流会などとはまったく違った空気が流れていた。
社会起業家フォーラムをちょうど立ち上げたばかりの田坂広志さんも駆けつけてくださっていて、そのお話に自分を重ねて大変共感したので、書いておこうと思う。
@「その人の生きた意味・価値は、その人が人生を終えたときではなく、その人にご縁をもらった人々の棺が閉じたときに決まる」
A「志と野心の違い。野心とは、己一代で何かをなしとげようとする心。
志とは、己一代ではなしとげられないほど大きなことを次の世代へ託すための祈り」
B「命は、いつか必ず終わる。一度しか訪れず、またいつ終わるかは誰にもわからない。そのような命を享けた人間にとって、使命とは、『命を使』って成し遂げるべきことである。また志を語る意味とは、この瞬間を生ききるためにある」
C「日本に生まれたこと自体が世界的にみれば経済的エリートの証であり、ノブリスオブリージュ(高貴な人が自覚する義務)を意識すべき。同時に、『義務を自覚する人々の高貴さ』もまた真実。」
この話を聞いていて、不覚にも涙が出た。自分でも人の話を聞いてそんな気持ちになるなんて信じられなくてちょっとうろたえてしまった。もともと
自分の持っていた意識があまりにもストレートに言葉になってしまったとき その言葉は大変な衝撃となって体を駆け抜けた。
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