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朝から一日東京インターナショナルギフトショーへ忍び込んできた。なぜ 「忍ぶ」必要があったかというと、このイベントはバイヤーとセラーの業界関係者のみが入場可能だから。
入ってビックリ、ものすごい規模の会だった。出展企業数2250社、入場者なんと19万人!また出展企業のうち400社強は海外企業の出展だ。
東京ビッグサイトの全館を利用し、本当に最初はただただ呆然とするばかり。 それでもなんとか気を取り直してブースを見て回り始めると、あるわあるわ、
古今東西のギフトというギフトはここに顔を揃えているのではないかと思うほど。
その中でも一番気に入ったのが、押し花をクリアケースに埋め込んだ形の
小物入れやカバン。とっても品がよくてかわいい!あとは、タクミ製作所の 高級素材を使った籠類は逸品。値崩れをおこしている類の商品なのに、ひとつ2万円(!)などという値段で強気に売っているところが気に入った。
余談だが、このギフトショーでも中国の躍進ぶりには目を見張った。出展ブースも多いし、人も集まっている。「アジアン雑貨」路線ではなく、とにかくいかに安く、いかにクオリティの高いものを作れるか、に命をかけているという
様子だった。「現物サンプルさえあれば、御社の仕入価格と競争いたします」 という挑戦的な売り文句は、日本本体とではなく、「現状の商社経由の
中国価格」との競争を謳っているのだからまったく太刀打ちできそうにない。 とりあえず、安さで勝負には全く勝ち目なしということが肌で感じ取れたことは大きな勉強になった。他の土俵を自分で用意しなくては。
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