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CPA
CPAとは日本国内はもとより世界各国で活躍できる国際資格で、企業などに対して会計・税務・経営に関するサービスを提供する専門家のことです。主な業務は、監査業務や財務諸表の作成、経営・財務・税務に関する調査、立案、
相談です。 CPAの活躍の場は国際ビジネスコンサルティング、国際税務、 資産運用アドバイザーなど、資格と実力を兼ね備えた人材に対しては、一層チャンスの幅が広くなってきているのが現状です。
CPAの受験資格は?
原則として4年制大学卒業であること。そして、会計やビジネス関連の単位が必要となります。注意が必要なのは、州により規定が異なるという点で、詳細は州別に確認が必要になります。比較的受験しやすいのは、カリフォルニア、メイン、アラスカ、バーモント、ハワイ州など。
CPAの試験科目は?
2004年4月5日よりCPA試験はコンピュータ化されます!
【試験科目】4科目合計試験時間
14時間 ※口述試験はありません。
【試験日程】
1年を4期にわけ、最大年4回の受験が可能です。
各タームの中の受験可能月より好きな日時を選択できます。(米国の祝日及び日曜除く)
1つのタームの中で同一科目の受験は1回までとなります。
1科目ごとの受験が可能になる予定です。(不合格科目は50点を取得する必要はありません)
全科目を18ヵ月以内に合格する必要があります。最初の合格科目より18ヵ月以内に全科目合格できなかった場合は最初の科目は有効期限切れとなります。この場合は2つ目の合格科目より18ヵ月以内に合格、というように原則としてローリング形式となります。
なお、この形式で運営するかどうかは最終的には各州の判断となります。
受験ターム
受験可能月=1,2,4,5,7,8,10,11月
休止月=3,6,9,12月
 具体的な受験のプロセスはこちらへ
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科目名
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試験時間
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出題内容
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| Auditing&Attestation |
4.5h |
監査手続き、GAASおよび証明業務 |
| Financial Accounting&Reporting |
4.0h |
企業会計、政府会計、非営利組織会計 |
| Regulation |
3.0h |
連邦税法、ビジネス法および職業倫理 |
| Business Environment&Concepts |
2.5h |
企業形態、会社法、経済学概論、財務管理、IT概論、経営管理会計など |
とにかく「浅く広く」攻めてきます。会計士業務につくための基本知識を問う問題なので、極端に難しい問題が問われることはないようです。
出題範囲が広いだけに、効率よく勉強する能力が必要になってきます。幸いなことに1科目ごとの受験が可能ですので、こつこつ着実に攻めるというのもひとつの方法ですね。ご自分のライフスタイルやキャリアプランに合ったすすめ方をまず検討してください。
CPAを取得すると?
CPAを取得した人の主な就職先は、相当バラエティに富んでいます。US
Education Networkのサイトによると、CPA取得者の就職先は主に5種類。
| 会計事務所 |
監査業務、国際税務コンサルティング業務
、国際ビジネスコンサルティング業務 、会計システムコンサルティング業務など |
| 外資一般 |
英文経理業務 、財務管理業務、内部監査業務
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| 外資金融 |
コーポレートファイナンス業務、M&A業務、金融商品開発業務 |
| 日本企業 |
米国株式市場公開業務、米国会計基準による連結決算業務、財務広報(IR)業務 |
| 米国勤務 |
米国大手会計事務所での業務、日本企業の米国子会社・支店での業務 |
どうやって勉強すればいいの?
書籍類も多く出版されていますが、本だけで資格を取る人はまだまだ少ないようで、専門のスクールに通うというのが一般的です。
教材 | 学校
@教材
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オススメNo1 Wiley
Cpa Examination Review 2003
CPA受験対策本として25年を超える実績を持つワイリー版。最新の内容なので、非常にタイムリーです。独自のモジュール形式で、学習すべき分野を絞り込み、学習計画を立て、集中的に取り組みやすくつくられています。
そして、なにより600を超える多肢選択問題と、その解き方を掲載しているという絶対量の多さ。小論文をはじめ、新しい出題形式もすべてカバーしています。ガイドラインやヒントによって、論理的かつ強化的に知識を増やす方法も身につけることができます。
海外の資格を取得するとき、日本語対訳が存在すると、どうしてもそちらの本を選びがちですが、結局受験をするのは英語です。それなら最初から英語で学んだほうが効率がよいという考え方もあります。そして、もし洋書をお選びになるのであれば、まずこのワイリー版を入手し、とにかく問題を解くことに取り組んでみてください。
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オススメNo2 詳細
米国公認会計士試験テキスト〈財務会計〉
CPA受験者がまず受験すると思われる財務会計。その財務会計試験の解説本。比較的平易でわかりやすく説明がなされているところに好感が持てる。出版元のANJOインターナショナルはスクールも運営しているため、内容への信頼度が高い。
なによりAmazonでの売上がo1であるところがその人気をうかがわせる。
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オススメNo3 米国公認会計士「U.S.CPA」ガイダンス
勉強のための教材ではなく、CPAの概要をよく理解するためのガイドです。
試験制度の説明から、州別の受験条件、準備しなければならない書類、英文会計の学習法など、CPA受験時の疑問点を詳しく解説してあります。最新の受験資格、受験可能な30州の原文資料なども収録してありますので、CPA受験を意識し始めた方にはもってこいのガイドになることでしょう。
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A学校
CPA受験の正攻法はやっぱりスクール。ノウハウの量、経験値が違います。独学で時間をかけるか、スクールでお金をかけるかはあなた次第ですが、結局短期決戦で取り組んだほうがお金も最終的には節約できるかもしれません。
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オススメNo1 U.S.エデュケーション
会計初心者の人が、最短で合格するにはなんといってもこのスクールです。合格者のうち70%が会計知識のない状態で入学しているという実績。また、日本語での丁寧なフォローがあるため、英語に比較的慣れていない人であってもチャレンジしやすい環境になっています。
「大幅に学習時間を短縮できるプログラム」と「フレキシブルな受講システム」を売りに、合格後の転職バックアップシステム、海外インターンシップ制度などアフターフォローにも力をいれています。
しかも、無料のセミナーに出席すると、テキストとビデオの「英文会計入門お試し教材セット」や受講割引というサービスまで!資料のご請求はUSエデュケーションネットワークまでどうぞ。
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オススメNo2 ANJOインターナショナル
「通学教室」・「通学ビデオ」・「通信ビデオ」・「インターネット」各コースから受講形態を選べるところがうれしい。また、全国8校のどの教室でも授業が受けられるため、フレキシブルなスケジューリングも可能です。
最大のメリットは、受講コース修了後も引き続き、合格まで何度でも無料で同一コースの受講が可能だという点。これは、長期戦が予想される社会人にはうれしい仕組みですよね。
こちらも無料体験レッスンがありますので、実際に足を運んでみてその質や合性を確かめてみては?
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