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TOEFL
TOEFL試験とは、Test
of English as a Foreign Languageの略で、米国の教育非営利団体ETS(Educational Testing
Service)による、英語を母国語としない人々の英語能力を判定する世界規模のテストです。
TOEFLって?
TOEFLのテスト(コンピュータ式)では、Listening(聴解)、Structure(文法)、Reading(読解)、Writing(作文)の4セクションで、0〜300点で採点されます。Writingを除く3セクションの解答はほぼ選択式で、その中でもListening、StructureはCAT(Computer-Adaptive
Test)と呼ばれる方式で実施されます。これはどういうことかというと、CATでは、最初の数問は中程度の難易度の問題が出題され、それらに対する正答率に基づいて、後続の問題をコンピューターが決定するというもの!一度確定した解答を修正することはできず、最初の数問の正答が少ないと、その後はやさしい問題のみ出題され、いくら正答が多くても一定以上のスコアにはならないのです。
すなわち、最初の数問が命です!最初に限りなく注意力を傾けて、誤答率を減らすことがスコアアップにつながってきます。
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セクション
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問題数
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回答時間
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| Listening |
30−49 |
40−60分 |
| Structure |
20−25 |
15−20分 |
| Reading |
44−55 |
70−90分 |
| Writing |
1 |
30分 |
毎暦月に一度受験可能なので、月が替われば再度挑戦できるという仕組みです。スコアは2年間は有効ですので、一度満足のいくスコアが出ればしばらくはそのスコアが利用できます。
したがって、とにかく早め早めに受験することがポイントです。時間とお金さえあれば何度でも受験できますので、ぎりぎりまで粘って一発受験といったことだけは絶対に避けましょう。
そして、もう一点、これは非常に重要なニュースなのですが、2005年9月から、ETSは新しいTOEFLの導入を決定しました。新しいTOEFLでは文法セクションの代わりに、Speakingの試験が加わります!内容は、英語で聴いたもの、読んだものの内容を制限時間内にマイクに向かって録音するというもので、英語で得た情報を英語で発話する能力が求められます。この切り替え時期は多少の混乱やノウハウの入れ替えが生じると思いますので、先々のことを考えながら受験計画を立てましょう!
TOEFLを受験すると何かいいことあるの?
とにかく北米の大学および大学院のほとんどすべてが英語能力の判定基準として採用しており、入学審査の際にスコアの提出を要求しています。つまり、TOEFL試験は、正規留学のいわば第一関門!いつか留学したい!と思っていらっしゃる方は、力試しに受験してみては?また、すでに留学を予定されている方は、留学年度の1年くらい前からできれば受け始められると理想です。
どうやって勉強すればいいの?
TOEFLは、大学や大学院において英語で学ぶことができるかどうかを判断するテスト。したがって、内容は非常にアカデミックなものが多いです。シチュエーションとしては、学校の授業中だったり、キャンパス内の会話だったり。
日本の受験英語で学んできただけでは、ちょっと太刀打ちできないのも事実。TOEFLにはTOEFLのための勉強を積み上げていきましょう。
教材 | 学校
@教材
もっともオーソドックスな方法だと思われますが、一人で目的を持って勉強できる人にはこれがイチバン!最近は本だけではなく、実際のテストを模したCD-ROMが人気上昇中。
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オススメNo1 TOEFL
test 620点−実戦型文法完全制覇マニュアル
この本、TOEFL文法書としては、群を抜いています。とにかく「いかにTOEFLスコアを上げるか」という一点に絞込み、徹底的に解説します。
実は私が昨年受験したときは、この本一冊で文法はカバーしたのですが、忘れかけていた様々なポイントを次から次へと突いてきて、本当にかゆいところに手が届く!また、そのタイプの問題がどの程度出題されるのか、といった点もしっかりおさえてあるので、特に時間のない人にはオススメです。
Amazonでの多くのレビューアーがコメントをしており、その実力のほどが伺えます。
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オススメNo2 TOEFL
TESTリスニング完全攻略―CBT対応
留学経験がない方は、かならず悩まされるリスニングセクション。そう、私も留学前はリスニングでいつも泣かされていたクチです。
数あるリスニング対策本の中でも、この本は量・質ともに非常にレベルが高い。3枚のCDには数ある問題(290問)や語彙が網羅されていて、全体の構成もパターン別になっているので、体系的に勉強しやすい仕組みになっています。
とにかくリスニングセクションのボトムアップを狙う方には、特にオススメですので使ってみてください。
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オススメNo3 TOEFLテストマラソン

TOEFL経験まったくなしという方で、かつ「どうしても留学するんだ!」という根性のある方はこのコースを試してみては。
1日60分、週5日のペースで、テキストやCDを中心に学習します。毎月のテストは、CD-ROMを使った完全模試で、実際にパソコンを操作して解答します。結果は「解答と解説」とともに、受講生限定サイトにて即座に確認できるという仕組み(ライティングは20日後)。
この教材を使うことで、TOEFLテストで
CBT 213点以上の獲得を目指します。試験テクニックをマスターすると同時に、留学中の生活で困らない、日常生活や一般教養科目で必要となる英語力や知識を身につけられるというところもポイント。
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A学校
時間はないけど、お金はあるという社会人向け。学校に行く利点は、集中的な勉強とともに、同じ目標を分かち合える仲間と出会えることです。私もGREを受験した際にいっていたプリンストンレビューで知り合った仲間とは今でも情報を交換しています。
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オススメNo1 プリンストンレビュー
世界的に名の知れたプリンストンレビューですが、私はここにTOEFLではなくGREでお世話になりました。この学校のすごいところは、カウンセラーのパワーです。はっきり言ってこのカウンセラーに出会って入学を決めた人も多いはず。
単にクラスを受講させるためだけではなく、親身になって訪れた人の相談に乗ってくれます。ちなみに私がここで出会ったカウンセラーの方とは今でもプライベートでお付き合いさせていただいております。
もちろん講師の質も非常に高く、自信を持ってオススメできます。
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オススメNo2 トフルゼミナール
トフルゼミナールという名前からしてその専門性伺えるというものですが、至れり尽くせりのプログラムを展開しています。この学校を運営しているテイエス企画の出版物もかなりよくできていて、特にリスニング関連の本の質はピカいちです。
また、この学校は高校生向けのPre-TOEFLなどの授業が充実している点もポイントで、高校から直接海外大学へ進学したいという意思を持った学生が集まります。
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