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国連英検(国際連合公用語英語検定試験)
国連の2大理念である国際理解と国際協力の普及活動のひとつとして1981年に発足した検定で、 (財)日本国際連合協会(日本国連協会)が主催しています。

国連英検って?
国連英検は世界情勢や時事問題に着目しているため、トピックは世界平和、環境問題、科学、文化、スポーツなど広範囲から用いられています。受験することが国連の活動や役割を理解することにつながり、また新聞やニュースを通して世界に関心を持つ良いきっかけにもなります。 また、読む・書く・話す・聞くの総合的な英語力が試され、作文・面接で「自分の意見を相手に伝える力」が求められます。ここではA級、特A級にのみ焦点を当てて特集したいと思います。

内容
A級

レベル:問題の形式も内容も違うので、他の英語検定試験と比較するのは難しいことですが、実用英検1級とほぼ同じレベル、あるいはそれより少し高いと言ってよいでしょう。  英字新聞や雑誌の記事に加え、小説や劇の一場面などを短時間に理解する、あるテーマについて論理的にまとまりのある内容を英文で表現する、外国人と日常の身辺の出来事、時事問題などに関して、個人的に、また小グループで討議できる会話力が要求されます。国際公務員(国連職員)志願者のための制度「アソシエート・エキスパート」の語学審査はA級試験(年1回)で行います。

80問のマークシート:特A級やB級と同様、最初の長文問題は国連に関するものです。指定テキストである「わかりやすい国連の活動と世界(Today's Guide to the United Nations)」の第1章から第5章までを、受験に先立って読んでおくことが課題になっています。この他に、長文問題では国際問題、政治、経済、文化、科学などに関する文章が出題されます。80問の内、20〜30問は長文や短文による語法、語彙に関する問題です。

100〜150語の自由作文:100語から150語の範囲で一貫した内容の英文を書く知識と表現力がテストされます。

10分間のインタビュー :自己紹介、国連の活動や時事問題などに関する、約10分間のインタビューです。

受験しての所感ですが、筆記テストは基礎の英語能力がある程度あって、国連の知識を勉強できていればまず問題ありません。面接は筆記で受かって落ちる人というのはあまりいないのではないかと思います。「10年後の社会で問題になっていることは何だと思いますか?」と聞かれ「さぁ、そのときになってみないと。ドッグイヤーですし」と答えましたがそれでも合格でした(笑)

アソシエートエキスパート受験の場合には同じ試験ですが合格基準が異なるようなので、要注意。留学経験者ならばTOEFLで受けたほうが無難でしょう。

特A級

レベル:日本で行われている英語検定試験の中で最高水準にあると見なされていますが、種々の状況に対応できる英語力ばかりでなく、国際的に通用する知識・情報なども要求される点に特徴があります。  具体的には、さまざまな国籍の外国人と文化、経済、政治等の多くの分野の問題について、英語で自由に討論できる能力があること、および常識、マナー、判断力などの点で真に国際人と呼ぶに相応しい水準に達していることが特A級の審査基準です。

80問のマークシート:客観テストはほとんどが読解力のみでなく表現力をも試すように工夫されています。材料となる英文は600語程度のものから1000語を超えるものまであり、テーマも国際関係、政治、経済、外交、文化、科学、国連と多彩です。設問はすべて4つの選択肢から正解を選ぶマルティプル・チョイス形式です。

150〜200語の自由作文: 150〜200語の小論文を作成できる知識、思考力および表現力が要求されます。

15分間のインタビュー: 国連の理念と活動、時事問題、自分の専門分野や仕事について、ネイティブスピーカーおよび元大使や大学教授と約15分間ディスカッションできる知識と英会話力がテストされます。

特A級のほうは、ちょっと英語ができるくらいでは受かりません(私も一回目思いっきり落ちました)。というのは、まったく一夜漬けの知識では対応できないというところで、英語を理解できるだけでは受かりません。作文の問題で「パレスチナがうんぬん」という課題がでて、ごまかして書くことすらできなかった記憶が痛ましいです。特A級を狙うのであれば、日ごろから英字新聞には目を通すなど、地道な力をつける必要ありです。

国連英検を受験すると何かいいことあるの?
大学の推薦入試や編入試験では、国連英検を出願資格として認めている大学が多数あります。また、 調査書、推薦書、自己推薦文などでC級以上は有利に評価されますし、大検においても英語資格とし て認定しています。大学によってはB級以上を履修単位として認定しているところもあります。

就職では、 社員の採用、昇進、転属などで国連英検を重視し、評価しています。また、A級は国際公務員の志願者のための研修制度「アソシエート・エキスパート」の選考時に外務省が語学能力を審査するための試験 として用いており、国連などの国際職員及び、外国の会社、国際的活動に従事するNGOで働く人を養成するための試験でもあります。

どうやって勉強すればいいの?
国連英検の痛いところは、TOEFLやTOEICに比べて格段に勉強する素材が少ないということです。受験者数も少ないのでしょうが、とにかくガイドと呼べるほどのものが多くない中で、私が実際に使ってまぁよし、と思ったものをオススメいたします。

教材 | 学校

@教材

オススメNo1 わかりやすい国連の活動と世界

おすすめ、というより「必須」です。国連英検を受験する際には、英語の知識もさることながら、国連の活動自体への理解が求められます。このテキストは日本語と英語の対訳になっているので、わからない部分はすぐに確認でき、非常に重宝しました。

2002年に改定されたバージョンなので、情報も比較的新しく、読んでいて学ぶところも大きかったです。

とにかく国連英検を受けようと思っている人は、迷う必要ありません。まずこの本だけは確保しましょう。

オススメNo2 2005年度版 国連英検 過去問題集 特A級・A級

試験を主催している日本国際連合協会の公式過去問題集。この本も、ほぼ必須に近いですね。この問題集をひたすら解いて対策をたてていけば、もともと英語力のある人であれば他の教材はいらないかと思います。

ただ、解説はまったくといってよいほどついていないので、きちんとしたパターン解法などを期待するとハズします。

オススメNo3 国連英検A・B級必修単語1000

どういう英語の試験でもそうなのですが、基本的なボキャブラリーが揃っていないと何もはじまりません。国連英検もある種特殊な言葉が多くでてくる試験ですので、単語から攻めるというのもひとつの方法だと思います。

この教材はCDがついているので、聞き流すだけでもだいぶ頭に入るところがよいです。特に国際関係学を英語で勉強したというような経験のある人でなければ役にたつと思います。

 

A学校

オススメNo1 NCB英会話教習所

オススメ、というよりいわゆるスクールで国連英検対応はここしかないです(笑)。実際に受講したのですが、一長一短です。よかった点は、国連に関する問題に関しては模擬的な問題の質が非常に高く、ほぼそれをこなしていれば満点がとれたという点。いまいちだったのは、留学経験のある人で英会話学校に行くのが恥ずかしかったことです。

授業は英語で行われるのですが、解説などのポイントはときに日本語で行われることもありました。英会話も一緒に勉強したい、面接に自信がないといった場合にはおすすめです。